子供に家事はやらせるべき?

時間を作る

こんにちは、りっくです。

家事って、とにかく幅が広い。全部自分がやるとなると、時間は足りないし、なんだか孤独感もあってイライラしやすくなるしで大変です。僕も家事の合間に資格の勉強をしたいのに、なかなか苦労しました。

結論から言うと、家事は子供にも(旦那や奥さんも)やってもらった方が良いです。ひ〇ゆきさんも「子供には塾に行かせるよりも、家事をさせる方が、自立心に繋がり、自分で自分のやるべきことを考えられる子になりやすいというデータがあるので良い」って言ってました。(笑)

ちなみに、最初の目的意識として、「自分が楽をする」ことを目的にすると上手くいかないんじゃないかと思います。なぜなら、子供に家事をしてもらうことは結構難しく、任せてみようと思ったけど正直自分でやった方が早いことも多いからです。しかし、家事の役割分担は「家族全員の幸せに繋がる」ことだと思ったので、ぜひできるようになっておくべきスキルです。押さえておくべきポイントがいくつかあります。3つにまとめてみます。

①「家事は自分たちが生きていくためにやらなければならないこと」という意識付け

家事全般に言えることですが、片づけにせよ、掃除にせよ、料理にせよ大人がやってくれるのが当たり前という意識を、少しづつでも良いので変えてもらわなければなりません。

「家事はみんなが生きていくために必要なことだから、みんなでやるよ」
「最低限出来ることはやりなさい」
「お父さんも自分のことやらなければいけないから、これはやりなさい」

こういったことを、子供に家事を教えるときは言いながらやってました。となり(or声の届く範囲で)で自分も家事をしながらいうのがコツです。誰でも、自分は座ってたり、寝っ転がってるのにコレやれ、アレやれ言われたら腹が立ちますよね。それでは、ブラック上司になってしまいます。子供も一緒です。

②家事の標準化

「標準化」とは、オペレーション(ここでは家事の一つ一つを指します)をマニュアル化し、誰がやっても同じ結果になるようにすることです。いきなり何を言ってるのかと思われるかもしれませんが、チーム(家族)に置いて、役割分担して進めるためには、絶対必要だと思うので説明します。

一言に「家事」といっても実際には色んな作業の集合体です。その中で、誰かにやってもらうためには何をすればいいのかがハッキリしていなくてはなりません。よって任せるためには、事前準備が必要です。

「道具はそろっていて、決まった場所にある」
「やるべきことの量や時間が決まっている」
「やり方が決まっていて、本人が理解できている」

この事前準備ができていないと任せても上手くいきません。最初は一緒になって、ここから始めてこの道具を使ってこうやってやるんだよ、というのをしっかり教えてあげましょう。そして、任せたことが上手くいかなかったときには、自分の任せ方が良くなかったのかもしれないと思って補正することが大事です。

「やり方が間違っている」、「ヌケているところがある」ことは普通に起きると思いますが、そこで怒ってはいけません。イラッとすると思いますが(笑)

「ああ、ごめん。ここは○○なんだよ」「あれ?洗剤なくなってた?ちょっと待ってね」

任せた側も責任を感じている話し方を心がけることで、補正はスムーズにいくと思います。

ちなみに、ここでのコツは単位を小さく区切る事です。例えば、「洗濯」といっても内容は、さらに細かく分けることができます。大きく分けると「洗い」「乾燥」「収納」といったところでしょうか。さらに、「洗い」は「洗濯物を集める」「洗濯機に入れる」「洗剤、柔軟剤を入れる」「洗濯機のボタンを操作する」みたいな感じです。このうち「洗濯物を集める」だけだったら、保育園の子でもできました(笑)今は、子供たちが「洗い」の部分を手分けしてやってくれてます。

最初から「洗濯」をまるまる任せるのは自分にとっても相手にとっても難易度が高く、上手くいきません。なるべく失敗することなく簡単なことからやっていきましょう。

③途中と事後の確認と訂正の声掛け

何かやってもらったら、必ずどうなってるか見てあげましょう。タイミング的には、完了までに何回か見てあげるのが望ましいと思います。訂正箇所があった場合、終わった後よりも、途中で修正の指示が入った方が、修正もしやすいと思います。大人でも「それなら最初から言ってくれれば良かったのに」って思うことありません?子供も一緒です。

そして、見られてる意識は緊張感と達成感に繋がります。ご褒美はあげなくても良いと思います。場合にもよりますが、出発点が「みんながやらなければいけない事」なので、やるのが当たり前だからです。ただ、メチャ暑い中頑張ったとか、いつも以上にキレイにしてくれたとかいう場合には、なんか(お菓子とかゲーム時間とか)あげた方が良いかなと思います。礼儀として(笑)

 

いかがでしたでしょうか。家事は一人でやっていると、疲労感や苛立ちの原因にもなりやすく、時間も中々作れません。ちょっとしたことを任せられるところから始めてみましょう!上手くいくようになると自分の作業量は減るし、子供も楽しそうにやるし、win‐winの流れができると思います。試行錯誤は必要だと思いますが(汗)ぜひお試しください!

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