旦那の育児への態度にイライラする人へ

育児

旦那の育児への態度にイライラする!

こんにちは、会社員を辞めて今は主夫のりっくです。

今回は、なぜ世の中の旦那が育児についてイライラさせてしまうのか、どうしたらイライラを軽減できるのかを、男性の目線でお伝えしたいと思います。

これを読むと、旦那の育児への考え方が分かり、旦那が手伝うようになるので、子育てのイライラがなくなりストレス軽減につなげることができます!

まず、結論から行きましょう。例えば、帰ってきてからソファでごろ寝、育児にはほとんど見向きもしない旦那に対してです。

結論 「このままでは私はあなたの事をキライになって離婚することになってしまう。昼も夜も○○と○○があって、私は全然寝れていないから30分でいいから帰ってきた後、子供の事を見て、泣いたら抱っこ、もしくはこのミルクをあげて欲しい」と冷静に伝えましょう。

すいません。「そんなの言えないよ」っていう声が聞こえてきそうですね(苦笑)。ちゃんと分解して説明したいと思います。別に、このまま言う必要はないのですが、いわゆる5W1Hを伝える、特に「なぜ」と「なにを」は意識して伝えた方が良いと思います。

「なぜ」「なにを」を意識して、冷静にやって欲しいことを伝えるようにする。

男性はバカが多い?

世の中色んな人がいるので一般論なんですが、男性は「相手の苦労を察して自分から何かをしてあげる」という事ができません。このことをここではバカと言っているのですが、まず旦那は子育ては「自分の仕事ではない」と思っています。そして、自分の「仕事」ではないから「やらなくていい」し、「何が大変なのわからない」し、「わかろうともしない」のです。すいません、正直言って僕もそうでした。

ここでは大きく2つの理由があると思います。

  1. 文化的な違い(育ってきた環境)
  2. 男性脳と女性脳の違い

1.文化的な違い

多くの場合男性はその成長過程において、「目上の人のいう事を、その通りにやる」という事を教え続けられます。家庭、学校、部活そして会社などです。特に会社に置いて最も顕著なのですが、そこで生き抜くために最も強調されることは「上司、会社のいう事を言われたとおりにやる」です。逆に、言われてないことをやっても評価につながることはありません。なんなら「言われてないこと」をやると「余計なことはするな」と怒られる、まであります。ですから、男性が多い人の集まりは必ずリーダーが必要になり、その人の言うとおりに動くという流れになりやすくなります。そこで身につく考え方として、《「言われたこと」=「仕事」をしっかりやって、それができれば他の事はやらなくていい。》となります。

僕自身、会社員時代は嫌というほど、このことを叩き込まれました。全社員への通達があったかと思えば、その日の夕方には上司から徹底できてるか確認され、できてなかったら「なぜできていないのか」「いつまでにできるのか」ひたすら確認と報告を繰り返し、同僚等と比べて遅れが目立ってきている人は吊るしあげられる。それが嫌なので、とりあえず言われたことをやることだけ考える人が生き残っていくんですよね。日本において大多数である男性優位の職場環境であれば特にそうなると思います。

逆に女性の場合、成長の過程において「周りの空気を読んで、いわれなくてもやること」を求めらる事が多いと思います。学校でスクールカーストという考え方も男性よりも女性の方が顕著で、みんながファッション変えたら自分も変えなきゃいけない空気なんかは、その例にあたると思います。ちなみに男性の場合はカーストというよりも、いじめっ子といじめられっ子に分かれることはありますが、女性ほど細かくカーストが分かれることにはなりづらい気がします。バカが同じくらいのバカ同士で集まってるぐらいなんじゃないですかね。たぶん。エラそうですかね。すいません、僕もバカでした(苦笑)

実際、最近は僕が子供の親の集まりに参加するようになったんですが、周りはママさんばっかりで男は自分だけということが良くあります。そこで、いつも思うのですが、女性の集まりにおいて絶対的なリーダー(議長とか会長とか)が決定したことにみんなが従うというような形になることはありません。事前に「うわさ」という形で「○○君のお母さんは〇年生の時に役員して、○○ちゃんのお母さんは〇年生のときにこれやってたから、この役員はこの人かな」みたいな情報が光速で出回っていて、実際の会議の時には、その人が当然のように「私やります」って手をあげる、みたいな流れをよく見かけます。実際にママさんカーストの上位の方は会議の時ではなく事前の「うわさ」のところでコントロールしている印象です。ここで空気を読んで手をあげなかった場合、、、、何が起きるんでしょう。こわいですね(汗)

結局のところ、人生において男性は「空気を読んで、自分から進んで動かなければいけない」という環境になることが少ないので、旦那は育児に対して「なぜ手伝わなければいけないのか分からない=自分の仕事ではない」「何を手伝ったらいいのか分からない=言われてない事をどうやってやったらいいのか考えられない」ということになります。

2.男性脳と女性脳の違い

わりと一般的に男性と女性は脳のつくりが違うといわれています。

男性脳は合理的であることを大事に、女性脳は協調性を大事にする
 歴史的に男性は狩猟を効率よく行うため合理的であるように発達し、女性は子育てや家庭のために協調性が発達したと説明されるようです。
 会社員時代の自分の周りの男性陣に聞いても「なんで俺がやるの?」とか言ってる人は普通にいました。女性からすると信じられないことだと思うのですが、ホントに分かってないのです。そして、自分がすることに理屈が必要になってしまうんですよね。よって、育児をやらない男性には育児をやらないなりの理屈があって、そこを変えてもらえるように働きかけなくてはいけなくなるんですよね。ああ、男ってめんどくさい
 ただし、伝える時には冷静に淡々とした口調で話すのがコツです。旦那あるあるなのですが、ママさんから怒られると逆切れして話し合いが成立せず、ただ喧嘩して終わって余計に疲弊するという最悪の事態になります。タイミングは考えた方が良いかもしれません。
 個人的におすすめのタイミングは、「ご飯を食べようとしたその瞬間」です。何かを食べようとした瞬間は人間が一番無防備になる瞬間です。
以前さんまさんがテレビで言っていたのですが、「ご飯を食べようとした瞬間に、浮気してるでしょ?って聞かれたら、うそつけへん」って言ってました。(笑)
ただし、この男性と女性で脳のつくりが違うという話は脳科学の世界では否定されつつあるようです。純粋に個人差や後天的な差の方が大きいという話もあります。

まとめ

旦那に対してイライラするのは、ごもっともだと思います。ただ、イライラしてることばっかりだと、自分だけがしんどくなって旦那は今日もソファでごろ寝になると思うので、どこかで手を打った方が良いとは思います。いつか旦那が気づいてくれるかもという期待はするだけ無駄になる可能性が高いです。

1.晩御飯を食べようと口を開けた瞬間に「ちょっといい?」と切り出す。
2.なぜ=「このままだと私はあなたをキライになって離婚することになるかもしれないけど、それは避けたい」「私は夜は子供に起こされ、昼は合間をぬって家事をすることになっているから眠れる時間がない」
3.何を=「1時間でいいから子供の事を見てあげて欲しい」「泣いて起きてしまったときは、抱っこしてあげて、ダメならオムツはここ、ミルクはこれをあげて欲しい」
 ん?最初に書いた時より見ててほしい時間が増えちゃいましたね。ま、いいか(笑)
 育児以外にも旦那に対してイライラすることがあった時には、以上の事を意識してみると旦那の行動を変えることができるかもしれません。
 ぼく個人的には家庭は平和なのが一番です。逆に誰か一人がイライラを抱えている状況は変えたいと思いますので、この記事が参考になると嬉しいです。

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