主婦で資格とるならやってはいけない失敗七つ

行政書士試験

こんにちは、りっくです。

今日は主婦業をしながら、資格の取得を目指すならやってはいけないことをピックアップしてみました。

僕が主婦業をしながら、資格の取得を始めて考えたときは何から始めてどうやってやればいいのか、さっぱりわからず毎日手探りでした。こうやればいいかなとか自分なりに考えてやるんですが、その内「あ、これは失敗だったかな?」という事もいくつかありました。

これを読んでいただいて、みなさんには僕と同じ失敗を繰り返さず、目標に最短距離でゴールできるようにしてほしいと思います。

資格を目指す主婦が失敗しちゃうポイント7つ

1.睡眠時間を削る
2.コロコロ教材を変える
3.一回目から熟読しようとする
4.散らかった環境で勉強
5.何も考えず繰り返す
6.最低限のノルマを習慣化(ルーチン)してない
7.何も考えずひたすら書く
では、順にみてみましょう。

1.睡眠時間を削る

 僕が、勉強をやり始めた当初は「とにかく勉強時間をふやさなくては」と考えて、夜もここまで終わるまでは、寝ないようにする!とかやってました。
 でも、寝ないと翌日が眠くてしょうがなく、頭の回転が鈍ると勉強の進みも悪くなる。だから、夜になっても、あんまり進まなくて遅くなる。っていう悪循環でした。主婦は子供の生活リズムに合わせなくてはいけないので、朝の起きる時間を後ろにずらすこともできません。
 よって、逆に夜のこの時間には、途中でも強制終了という時間を決めることがとても重要でした。
 締め切りがあることで、この時間までにココまではやりたいと思うと自然とスピードも上がってきます。また、最近の勉強に関する記事や意見を見ていると、「途中でも時間が来たら終わる」ようにしておいた方が再開がスムーズで記憶の定着にも役立つという意見も結構多いです。ポモドーロという勉強法にも通じるものがあります。

2.コロコロ教材を変える

 今はあらゆる情報があふれかえっている時代です。本屋さんに行くと各資格試験について参考書、テキストがたくさんありますし、動画やインターネット上の記事なんかを見ていても「あ、これいいかも」と思えるものが、いっぱいあります。
 僕の場合、自分でテキスト買ってきたうえに通信講座で勉強を開始して、毎週のように問題集や模擬テストなどが送られてきて、「全然追いつかない!」ってなりました。
 やり始めてから、「あ、やっぱりこっちの方が良いな」ってなることは誰でもあると思います。ダメそうな物で突き進むのも苦行なので変更するのは全然良いと思います。ただし、どんな資格試験でもゴールの段階までに必要な知識量は一緒である以上、各テキストや問題集の内容となる知識量には、そんなに差がないことが多いです。(完全にハズレの物もありましたけど)
 よって、もし変更するなら、なるべく初期のうちに変えるようにしておいて、ある程度進んだら、そう簡単には変えないようにしておきましょう。

3.一回目から熟読しようとする

誰でも、今まで触れたこともないような分野の本というのは読むのに時間がかかると思います。専門用語がよくわからなかったり、内容が理解しきれず同じ個所を何回も読んだりして、なかなか進まないうえにメチャ疲れるという(苦笑)僕もそうでした。でも、負けるもんかと気合を入れて、何とか読み進めようとするんですが、とにかく一回最後までにたどり着くまでが長い。あまりに進まないので達成感もないので、イヤになってくるんですよね。

そこで、色んな人に聞いたり調べたりしたんですが、特に効率を意識している人ほど一回目はサクッと読むことを心がけていることが分かりました。特に速読勉強法の分野で多い考え方なのですが、いきなりじっくり読もうとしない。それよりも、一回目は分からないところはどんどん飛ばして、とにかく全体像を把握できることを意識する。なんなら、大項目だけ読む。そして、回数を重ねる。

テキストという森の中に入った時に、今自分がどのあたりにいて、この知識はどこの部分にあたるのかを感覚的につかめないと迷子になってしまいます。地図を持たずにウロウロしている感じです。ですから、最初は軽い気持ちで大枠をつかめるようにするようにすること。それから熟読した方が理解も早くなり、記憶も定着しやいという事です。

4.散らかった環境で勉強する

子供がいる家庭の場合、家の中はすぐに散らかるものだと思います。我が家の場合、子供が三人もいると家の中はすぐに戦場になってしまい、散らかり放題になりがちでした。子供だけでなく僕自身もテキストや問題集、ボールペンにノートなんかが机の上にどんどん溜まってしまうことが多く、気が付いたら机の上はモノだらけに、よくなります(苦笑)

机の上にモノがたくさんある状況だと考えがまとまりづらく、目に入ったモノを脳が自然と情報の取捨選択をするせいで脳内メモリーを消費しがちなんだそうです。

これを防ぐためには、とりあえず使うテキスト文房具は最低限にする。定期的に机の上の断捨離を行うことが必要です。

5.何も考えず繰り返す

このテキスト(問題集)に書いてあることを習得しよう。と決めたら、同じテキストを何回か繰り返して読むことは必須だと思います。読み方や読む回数については、人によってベストの形に差はあると思いますが、資格試験の合格体験談なんかを読むと大体3回程度、多い人だと20回読んだなんて話もあります。

はじめてこの話を聞いた時「よし、とにかくたくさん繰り返してやる」と固く決意し、2回3回と読み進めていたのですが、模試に挑んでみても中々結果に結びつきませんでした。

「うーん、このままでいいのかな」と、考えてみたり調べてみたりしていくと、結果が出ている人たちは読むときに何のために読むのかを毎回意識し、目的によって読み方を変えていることに気づいたのです。

具体的には、1回目は大枠の把握、2回目は熟読、3回目はキーワードを読む前に思い出すことを意識して読む、みたいな感じです。先ほどの20回とかいう回数の人は間に全体をパラパラ流し読みすることを挟んでいるので回数が多かったのです。

6.最低限のノルマを習慣化(ルーチン)してない

僕は、資格についての勉強を始めるときに何からすればいいのか、どうすればいいのか完全に手探りでした。とりあえずテキストを買ってみて何となく読む。子供に呼ばれて中断する。集中力が途切れて、もう一度始めるのに体力がいる。子供の行事(立ち当番とか子供会の役員とか)やアルバイトなんかがある日は、何となく一日が過ぎて気が付いたら、全然勉強してないことも多かったです。

このままではダメだと思って、「一日何ページは進めるぞ」と思ったりもするのですが、子供の行事もアルバイトも完全に時間通りに進むようなものではなく、それなりに疲労感もあるので思うように達成できず挫折しかけたこともあります。

これを防ぐために僕がしたことは、まず一日のノルマを作る。ノルマは最低限のラインで構わないけれども必ず達成できるレベルにする。そして、なるべく午前中の朝食の準備、洗濯なんかの流れで勉強に充てる時間を作るなどです。

こちらの記事でもルーチン化について触れてます。

7.何も考えずひたすら書く

僕が小学生のころ暗記といえば、「とにかく書く」と教わりました。今でも、何か覚える時には何回も書くという方法は小学生でも大人でも最初に出てくる方法なのではないでしょうか。

ただ、僕はひたすら書くというのが昔から苦手でした。そして、実際5回ぐらい書いたからといって別に頭に入っているわけでもなかったので、じゃあ20回書かなきゃダメかなとも思ってました。

でも、勉強方法について色々調べていると忘却曲線なんかの話とともに書きまくれば覚えられるという考え方に反対している人も結構多いことに気づきました。

脳科学や暗記法なんかの本によると、人間の記憶は思い出すことによって強化される。忘れるころに思い出すようにするのが、最も効率よく記憶を定着させることができるそうです。

よって、一気に5回繰り返して書くことよりも、1回勉強した後しばらく日をあけて翌日とか2日後に復習(覚えてるか確認する)、その次は1週間後にする。など、時間をある程度あけて復習するようにすることの方が大事であって、別に書く必要はなく、言えるor思い出せることが確認できれば十分です。(もちろん書くのもアリです)

実際、僕もこのことを意識して書く時間を減らして思い出す時間を増やすようにしたところ、驚くほどラクに頭に入って、ちゃんと点数につながるようになりました。特に、思い出すだけなら家事の途中でもできるのが助かりました。

まとめ

大人になって、ロクに勉強をするくせも無くなってしまっている中で資格勉強を始めると、最初は本当に大変です。手探りで、なんとなく勉強を始めて、結果にも繋がらないと嫌になってきてしまいます。せっかく目指した目標なので無理なく、なるべくラクに達成できるようにお役に立てればと思います。

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