資格の勉強するために保育園は利用できる?

時間を作る

こんにちは、りっくです。

いざ、主婦や主夫が資格取得や副業を目指すにあたって一番の壁は「時間がない」ことではないでしょうか。特に子供が生まれて3歳ぐらいまでは、なかなか目も離せなくて他の事なんてとてもできないですよね。そこで、ぜひ考えて欲しいのが保育園の利用です。

でも、保育園って両親が働いてないと行けないんじゃないの?

実は、就労ではなくても認められることはあるよ!

結論から言うと、資格取得のための勉強期間も保育園の利用が可能です。ぼくは、できました。ただ、いくつか気を付けるべきポイントがあるのでチェックしてみてください。

保育園には認可、無認可のちがいがある

「知ってるよ。」という方はとばしていただいて構わないのですが、保育園には認可保育園とそうではない保育園があります。主夫初心者だった僕は、この違いも知りませんでした(苦笑)おおざっぱにいうと認可保育園は、設備等について行政によるチェックを受けているため、保育料が安い、保育環境が整っていることが多い、市役所等で許可を受けないと利用できないといった違いがあります。無認可でも、良いところはたくさんありますが、保育料が安いのは見逃せません。

標準、短時間のちがい

同じ保育園でも、認可保育園の場合、申請の内容によって「標準」と「短時間」に分かれます。要するに、保育園へのお迎えの時間が、17時~18時ぐらいになるか、15時ぐらいになるかの違いになります。

認可保育園で標準時間での保育に必要な条件は?

どうせ保育園を利用して預かってもらえるなら認可保育園で「標準」時間でお願いしたいですよね。では、その条件がどうなっているのかなんですが、これは自治体(市町村)ごとに条件に差があって一概には言えません(苦笑)。ですが、多くの場合で共通してそうなところをあげておくと、

  • 申請内容による点数制
  • 点数が高い人から優先
  • 両親ともにフルタイムor片親のみでフルタイムが一番点数が高くなる
  • そのほか、保育園の所在地と同一市区町村に住んでる。保育園の切り替え(3才で卒園→次の保育園)。保育困難な状況が続いているなどが加点対象になりうる。

具体的な点数については、公表されていないんじゃないかと思います。

より詳しく調べたい人は、こちらもどうぞ

結局フルタイムじゃないとだめ?

ぼくは最初ここで勘違いしていました。

やっぱり就労でフルタイムじゃないと標準保育は使えないよな

でも違ったんです。

保育園の申請をするときに両親の現況を申請書に記入します。ここに、就労とか勤務時間なんかを記入するんですが、よく用紙を見てみると「就学」とあります。当時ぼくは通信制の資格講座を受けていたんですが、窓口で聞いてみると「通信制」で「資格講座」でも就学として申請できることが分かりました。

そこからは、案内された通りに講座のスケジュール表や講座受講時に送られてきた書類など、自分が実際に受講中であることが分かるものを窓口にもっていき、無事に「認可保育園」を「標準時間」で利用できるようになりました。

ネット上では憶測も含めて色々なことが書いてあり、待機児童の話や申請時にこんなことをしたら許可が出やすいとか眉唾な話がいっぱいあります。確かに、自治体によっては保育園に空きがほとんどなかったり、申請時に加算になるものがあったりしますが、何よりも優先してやるべきことは、「行政の窓口」に「現在の状況をキチンと」伝えて確認することが大事だと思います。

僕の場合は最初の思い込みでフルタイムで働いてないと無理だろうと思ってましたが相談してから許可が出るまでは、ものすごくスムーズでした。当然ラッキーだった部分はあると思います。希望の保育園に空きがあったとか、同じ条件で提出してる家庭が多くはなかったとか。しかし、完全に諦めていた僕にとっては、非常にありがたい話で助かりました。

まとめ

正直に言って5歳以下の子供の育児は大変だと思います(小学校に行けばラクってわけでもないですけどね笑)。まだ話も通じないことも多いですし、すぐに呼ばれるし、怒るし、泣くしでバタバタするのが当たり前です。そんな中、資格取得のために勉強しようとすると、どうしてもまとまった時間が必要になると思います。隙間時間で勉強といっても限界があって、個人的にはまとまった時間で勉強したことを、隙間時間で確認することはできても、隙間時間だけで資格取得は難しいと思います。

当時、このまとまった時間を作るのに本当に苦労しましたが、保育園に行けるようになってからは、日中の一番頭が回ってる時間を勉強に充てることができたので、一気に効率が上がりました。

保育園を利用することに心理的に抵抗があるという話もときおり耳にしますが、僕は絶対に利用した方が良いと思います。子供に対してバリアフリーな設備が完備されていて、自分と同年代の子供とのコミュニケーションの練習ができ、親以外の大人から教えてもらえるチャンスがある、親も育児に適度な距離感がもてて子供がいつもかわいいと思える、など保育園に対しては感謝しかありません。

住んでいる地域によって難易度に差があるのは確かだと思いますが、保育園利用のチャンスがありそうであれば、ぜひ一度、市役所の窓口に問い合わせてみて欲しいと思います。

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